C.C.BOX管路システム研究会

設計・施工上の注意

(1)一般的注意事項

【安全上の注意事項】

塩ビ管取扱上の一般的な注意事項は、メーカーのカタログ・技術資料に記載されていますので、事故を未然に防ぐために、禁止事項や注意すべき事項を必ず確認してください。

・本管路システムを安全且つ適切に施工頂くために、よくお読みになり、安全マニュアルの一助として、ご活用ください。

【施工上の注意事項】

運搬上の注意

・1管セパレート方式の配管は、さや管等含めるとかなりの重さ(5m製品をセットした状態で約60kg)になります。けが防止のために作業時は、複数人作業もしくは重機等を使用してください。なおクレーン作業等に当たっては、有資格者が必ず行ってください。
・運搬および施工にあたっては、手袋を着用するなど安全対策を講じてください。
継手を含めたボディ管部材やさや管、セパレータの端部等で手を怪我する恐れがあります。

保管上の注意

・直射日光のあたる場所に放置しないでください。1管セパレート管やセパレータに反りが発生すると管内へのセパレータ-挿入抵抗が大きくなります。
・屋外保管する場合は、反りや変形を防止するため、屋根を設置するか、不透明なシートで覆う等直射日光をさけてください。尚、シート掛けの場合は、風通しに注意してください。
・セパレータやさや管の上に重量物を置いたり、硬い物をぶつけたりしないでください。変形や割れが生じ、性能・施工性が低下する恐れがあります。

施工上の注意

・各項で記載のある注意事項は、必ず守って施工してください。
・施工には、接着剤・滑剤を使用しますが、必ず適正な物を使用してください。
・管の切断等は、必ず適正な工具・保護具を使用し、安全対策をとって作業してください。
・セパレータの接続は、必ず専用のリベット(JAS-0512)を使用してください。
・管の敷設に際しては、原則管のマーキング(管表示)を管頂として敷設してください。
マーキングが、後日分岐管を取付ける際の目印となります。

(2)特殊部際配管

【起点部特殊部際の必要直線部長さ】

1管セパレート方式は、特殊部際に、さや管およびセパレータの伸縮吸収部材となるロータス管を設置します。このロータス管は、セパレータおよびさや管ダク トスリーブが一体となった製品であり、ロータス管に被さる部分の本体管(1管セパレート管)は、直線部材である必要があります。
下図は直線部材を最小長さとした場合の参考例ですが、このように、施工起点部では、約1.5mの直線部が必要となります。なお、このときの直管長さは、有効長1.05m(全長1.23m)となります。

【施工起点部の最小必要直線部】

【終点部特殊部際の必要直線部長さ】

施工終点部では、さや管およびセパレータをロータス管の伸縮代を利用してヤリトリ接続すると同時に、本体管(1管セパレート管)をスライド管で接続します。
下図は、スライド管を用いて接続できる最小施工長さの参考例ですが、このように、終点特殊部際で、スライド管を用いてヤリトリ接続するためには、約3.2mの直線部が必要となります。

【施工終点部の最小必要直線部】

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